京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

おしるし

おしるしとは、胎児を包んでいる卵膜の一部が子宮内壁からはがれて出血をして粘液と混ざったおりもの事です。出産が近づいてきた兆候で、子宮が収縮して子宮口が開きかけてきて起こります。おしるしは、個人差があり色や量も人それぞれ違います。

 症状として、少し下着につく程度、出産まで続く、何度もある、また反対におしるしが無いまま出産に至など様々です。おしるしが有ってから陣痛、出産までの日数も1日~1週間と個人差があります。おしるしで大量出血をする事はありません。出血量がだんだん多くなり、継続的なお腹の痛みや急激な痛みなどの症状がありましたら、おしるし以外の可能性もあります。かかりつけの産婦人科病院に連絡して状況を伝えてください。おるし以外の主な原因としては、「前置胎盤(※1)」「常位胎盤早期剥離(※2)」「切迫早産(※3)」などの異常が考えられます。

(※1)・・・胎盤の位置が子宮口をふさぐ場所にある。
(※2)・・・胎児が生まれる前に胎盤が先に子宮内壁から剥がれ始めてしまう。
(※3)・・・妊娠22週以降37週未満で、早産の兆候がみられる。