一人っ子政策―中国
出産に関する豆知識 ~世界各国の出産事情~
中国は長い歴史があり、日本が古くからつながりをもつ国です。広大な面積をもち日本の約25倍、人口は約10倍(※1)です。首都は北京。
2010年5月1日に上海万博開幕されました。日本館、愛称「紫蚕島」(日本名・かいこじま)、テーマ「心の和、技の和」で出展しております。
中国は一人っ子政策(※2)が導入され30年が過ぎ、人口抑制に成果が出でいます。その結果、少子高齢化が進んでおり深刻な問題となっています。一人しか産めないのなら男の子が欲しい、女の子と分かると堕胎することがあり男女の不均衡になり、産婦人科医は原則として性別を教える事は禁止されているそうです。
病院は都市部と農村部の産科、小児科の医療水準にかなりの差があり、乳幼児死亡率が農村は都市部の約3~6倍と高くなっていると報告(※3)されています。
都市部の病院では医師は知識・経験・実績によりランク付けされており、ランクが高い医師ほど診察料も高くなります。ですから、患者が医師を選んで決めるそうです。
中国では帝王切開での分娩率が高く(※4)、理由として「陣痛がこわいから」「痛いから」、封建主義的な迷信で縁起の良い日に出産したいため、だそうです。また、高齢出産など医学的に必要なケースも増えているそうです。
日本では殆どが、自然分娩が難しい(※5)とされた場合に帝王切開が選択され、世界的にみても帝王切開率は低い方です。
子沢山だった中国が一人っ子政策を導入し、色々と問題点が起こり、一人っ子政策を緩和される傾向も出できているようです。やはり、自然体に任せるのが良いのでしょうか、難しい問題ですよね。
(※1)・・・国連人口基金「世界人口白書」2008年版による。
(※2)・・・人口規制政策。公式には計画生育と呼び、1979年に始まる。
(※3)・・・英医学雑誌「The Lancet」掲載。
(※4)・・・46%で世界一と報告、世界保健機構(WHO)による。
(※5)・・・骨盤位(さかご)、多胎妊娠(双子など)、児頭骨盤不均衡など。

